紳助さん引退

昨日、ＴＶのテロップに引退の文字が画面の上で表示され、まるで、大地震でも発生したかのような、ＴＶ局の取扱いで、直後の記者会見を驚きと、一体何があったんやという思いで、観ました。今や芸能界で一番と言っていいほどの実力Ｎｏ．１の人気者。不動産、店舗等の投資も大成功しているし、芸能界では一芸人の域を超えた、
Producer 的な仕事までも手がけ、その才能と実力はずば抜けていた。今日の新聞報道では、この引退による被害は違約金等含め、数十億円といういうから、いかにこの引退のインパクトが大きいものかがわかる。しかし、本来、芸能というか芸術の世界は、師匠と弟子があり、その関係には、余人には分からない厳しくも、崇高な世界があると。この関係があれば、当然、師匠が何らかの形で弟子を叱咤激励し、正しい方向へ進むように、助言し、誘導してくれる。また、弟子もその師匠の指導を、自分の考え方やポリシーを超えて、優先させる、この謙虚さ、芸を極めることへのひたむきさで、最終的に自分を救う。魔は天界に住むと言われますが、本人が引退会見で、芸能界の頂点を６ヶ月は極めることができた、と述懐。その直後の引退。とても残念ですし、寂しいのは、本当に寂しいです。

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