ほめ達のセミナー参加

今、話題になっている「ほめ達」の創設者の西村氏のセミナーに参加しました。ほめることによって人を励まし、育て、成長させていくという
発想のもとに、企業やあらゆる組織の可能性を発掘し、成長させていこうというもの。セミナーには700名もの参加者が集い、私も含め、皆さん、興味深く、講習させていただきました。

叱って、人を励まし、育て、成長させるのは、特に今のこの飽食の時代、難しいばかりでなく、返って逆効果にもなります。欠点を指摘するのではなく、その人を長所を粘り強く探し、それをとことんほめていく。この地道な繰り返しの中で、その人がやる気を出し、自主的にその欠点までも自らの力で、解決していける、とのこと。

人をより深く観察し、そして、その人の長所を探していくのは、正に、ほめる部分を探すことのできる「ほめ脳」をほめる側が開発しなければならないと。西村氏は2025年にノーベル平和賞の受賞を目標においているとのこと。同氏によると、こうして、とてつもなく大きな目標を、口に出して、自他ともに、公言することが大事になってくる、とのこと。

ほめられれば、誰もが嬉しいもの。でも、そう簡単には、人をほめることをしないのが、日本の伝統文化ともいうべきもの。まだまだ、我々のDNAの中に、ほめると人がつけあがり、生意気になるので、簡単には人をほめることができない。なかなか、難しいことでもありますね。

スタッフH