フランスの出版社へのテロ襲撃に思う

表現の自由VS宗教の尊厳という構図で、正に今、世界を二分する議論になっております。当然、自分の主義主張と違う勢力を暴力で一方的に攻撃し殺戮することは許されるべきものでないことは言うまでもありません。絶対にあってはならないことです。一方で、宗教を冒涜する行為が表現の自由の名の下で、全て許されるものなのかどうか。ここが、意見の分かれる点だと思います。ある評論家は、この論争は、もっと根深いもので、西洋文明社会の価値VS中東文明の価値という構図である、と。西洋文明の価値を一方的に押し付けているのではないか?という見解もあります。血で血を洗う、負の連鎖になることだけは避けなければならないと思いますが、今こそ、人類にとっての真の英知が求められている時であるように思います。

スタッフ H

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