ほめる vs しかる
人をほめると、ほめられた人は、ほめられたこと以外のことでも、もっとよくしようとする。逆に、しかられが人はしかられたことのみを直そうとするが、それ以外のことには意識も体も動かない。
この例から考えてみても、いかに、ほめることの方がしかって育てるよりも、優れているかがわかります。
ほめる、しかるのも、単なる方法論の域に留まるのでなく、その奥底までの領域に心をめぐらすことが大事なのでは。それには、良く、深く、見る、観察する、知る、という作業がまずは必要で、その上で、ほめるなりしかるなりということになっていく、のであると。
人材育成は、どの時代でも難しいものですが、特に、現代は、繊細かつデリケートな心配りが必要になってきていると実感します。
スタッフ H