精神力

先の日曜日に甲子園球場でU18のワールド・カップ野球大会の決勝が日本vs米国で行われ、残念ながら日本は2対1の僅差で惜敗。2大会連続の準優勝に終わった。決勝に至るまでの日本チームはコールド勝ちなど圧倒的な力を見せつけ連勝できていただけに、残念というか、「あれっ?」という感じでしょうか。

そこで感じるのが、野球だけに限らず、世界レベルでのスポーツ競技での日本人の若者が、例えば女子バレーボール、世界陸上等、今一つ、世界のレベルでは勝つことができない現状を観ます。もちろん、世界レベルでの競争なので、そう簡単に勝てる訳はないですが、技術や体力とは別に、精神面での強さと言いますか、強化を更に実施するように感じます。単なるハングリーさというだけでなく、勝利することへの執念なり、一途な心の微妙な差が、世界との差なのではないかとTVを観ていて感じます。

その為には、スポーツの世界での単なるメンタル面の強化はもちろんの事ながら、日本の幼児教育から始まるしつけや学校・家庭を含めての全ての教育環境や大きくは社会環境からの変革が求められていると思います。

最近の新聞記事に、日米中韓の青年にアンケート実施した結果、自己肯定感が一番低いのが日本であったと。ある専門家は、誉める文化をもっと日本の社会や教育の分野に根付かせていく必要があると。

こういう風に、スポーツを観て、深く考えてしまうのは良くないのかもしれませんが、事実として、世界と勝負した時の結果が明確に出ているので、何か対策は打たなければと思います。

スタッフ H

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